オモイエルが運営するイノベーションマップ研究会では、世の中の製品/サービスを取り上げ、そのニーズ・シーズを分析することで、イノベーションのヒントを見つけていく活動を行っています。
オモイエルは、コンサルティング会社という括りに収まることなく、ベンチャーとして他社にないonly oneのサービス、独自Webアプリ、コミュニティの構築等にも挑戦し、より良い製品/サービスを目指す人が社内外の仲間や未来の自分自身と思考・知見を分かち合える共創プラットフォームの構築を目指しています。その中の活動の一つがイノベーションマップ研究会です。
世の中の製品やサービスの情報を同じ場所に集約させることができれば、イノベーター同士による共創の機会を増やすことができるはずです。そのためには、決まったルール・ガイドラインに沿って情報を整理することが必須であり、その方法として、オモイエルはSolution Structure(ソリューションストラクチャー)という思考法が有効だと考えています。情報を整理する際に明確なルールがあることで、プラットフォームの中で生まれる共創の効果や効率を最大化することができるのです。
Solution Structureについての解説はこちら:
また、オモイエルは、Solution Structureの啓蒙活動に加えて、専用のウェブシステムの開発にも取り組んでいます。それが思考の可視化ツールIdeaEDGE(アイデアエッジ)です。頭の中身(想い・情報)を言語化して目に見える形にし、それらの関係性を整理することを「思考の可視化」と言います。IdeaEDGEは、考えるために手を動かしてみる・手を動かしている間も考え続ける、といった行為が最も自然に行える、思考の可視化にベストのツールだと自負しています。(特許取得済)
整理された情報が集約された暁には、超巨大なSolution Structure、すなわち「イノベーションマップ」が完成します。壮大な話ですが、これを完成させることがオモイエルの目指している世界観の一つです。製品/サービスの企画開発に携わる1人ひとりが、製品/サービスの特徴・課題やその中に込めた想いを明確にし、周囲に発信できる。また、世の中のニーズ・シーズの情報が自律的に構造化された状態で蓄積され、誰でもそれをすぐに参照できるようになっている。そのような場を通じて、仲間同士で製品/サービスの構想を共有し、新たなアイデアや課題の解決策について健全・生産的に突っ込み合うことができる。このような循環を世の中に根付かせることを目指しているのです。

この実現を目指し、世の中にある多数の製品/サービスや企業・研究機関の取組みを調査しながら、Solution Structureを用いてニーズの整理方法を最適化したり、ニーズとシーズとの紐づけを詳細化したりしていこう!というのがイノベーションマップ研究会の取り組みです。
今のところ、イノベーションマップの最上位には、「ウェルビーイング(Well-being)になりたい」と「SDGs(持続可能な開発目標)を達成したい」といった2つのニーズが設定されるのではないかと考えています。
イノベーションマップが完成すると、業界全体のトレンドが浮彫りになったり、製品/サービスの開発者が自身の抱える課題の最適な解決策に簡単に辿り着いたりできるようになります。もし、このような取組みに少しでもご興味をお持ちいただけるようであれば、ぜひオモイエルまでお問い合わせください。